【HSP×SE】SE経験者の私が考える、HSPさんがSE業務で活かせる力

HSP

こんにちは!今回はSEを経験した私が考える、HSPさんがSE(システムエンジニア)の業務で活かせる力についてご紹介したいと思います。

HSPさんにはDOESと呼ばれる特徴があります。

D(Deep of processing):深く物事を処理する

O(Overstimulated):過剰に刺激を受ける

E(Emotional reactivity and high Empathy):感情に反応しやすく、共感力が高い

S(Sensitivity to subtleties):些細なことに敏感に気づく

HSPで実際にSEを経験した私が振り返って、HSPさんのもつどんな特徴やどの能力がSEの業務に生かせそうか考えてみました。

「HSPで今SEやってるけど、HSPの私だからできることってあるかな」

「HSPでSE目指しているけど、どんなことでお役に立てられるかな」


このように考えている方は、是非この記事を読んで頂いて、参考にしていただければと思います。

SE経験者の私が考える、HSPさんがSE業務で活かせる力

相手のことを考えられる(共感力)

相手のことを考えられる能力はSEを務めるうえでとても大切です。

開発系のSEさんは顧客に対して作りたいシステムの要望を聞いて、できるかできないか、または代替案を出して要望を具体的にしていきます。

顧客の中にはITのことを良く知らない方が一定数います。そのような方と会話する時に、「こういうことがい言いたいのかな」、「こういうシステムをイメージされているのかな」と相手の立場になって考えることが非常に重要です。

相手のことを考える能力が強いHSPさんだと、顧客との対話でも「ITのことがわからなさそうだからこう伝えよう」と考えたり、顧客にお見せする資料も平易な言葉でわかりやすいものを作成したりできると思います。

また運用系のSEさんだったら、問い合わせ対応をする際に活かせます。

問い合わせ先の方もシステムについてよくわかっていない方が多く、問い合わせの内容も、こちらからすると何を言っているのかよくわからないといったことが多いです。

そんなときにもこの能力が活かせます。例えば、細かく状況を聞いてあげたり、改めてシステムの簡単な説明をしてあげたりすると、相手にとってとても助かります。

このようにSEは人とのコミュニケーションが多く、またその相手がITに詳しくないということが多いです。相手のことを考えられる能力があると、相手に対してわかりやすい言葉を使ってあげたり、かみ砕いて説明してあげられるのでとても役に立ちます。

細かい作業が得意なこと

SEは人とのやり取りも多いですが、細かい作業もとても多いです。

なので細かい作業が苦ではないことは自分にとって助かります。

開発系の人でも運用系の人でもプログラムを見る機会は必ずあります。プログラムはかなり細かいもので下から上に読むだけではなく、あちらこちらに飛びながら読む必要があります。

プログラムを見るのはかなり根気よく見ていかなければいけないので、細かいところまで見られる力があるHSPさんだったら比較的楽かなと思います。私もプログラムを何度も見ましたが結構楽しかったです!意味を理解するのに時間がかかりましたが、、(笑)

運用系のSEだったらシステムやサーバーの監視があります。サーバーの動きを見て気になるところが合ったらログを見て何が起こったか原因の調査をします。

この時もログを注意して見ないといけないので細かく見ることが苦手な方は恐らくしんどい思いをするでしょうし、得意な方は難なく読み解いて行くことができると思います。

それ以外にも要件定義書というシステムの内容について書かれた書類の作成、システムのテストなど、専門的な細かい作業が多いので、HSPさんが持っている細かい作業が苦ではないという能力が活かせると思います。

先を見据えて考えられること

先回りして考えることもこの職種には欠かせない能力です。

例えば、開発系でしたらシステムを構築する際に、今後どれぐらいの頻度で使用されそうか、高頻度で使用される場合サーバー側の設定は既存のシステムと同じで良いのか、などと実際に使用されるときのことを考えて構築する必要があります。

運用系でしたら、今稼働しているシステムで似たような問い合わせが相次いでいた場合、今後も同じ問い合わせが増えることを予想してシステムの改修を検討したりします。

これらは全て先を見据えた行動といえます。これができないと、システムの安定稼働に繋がりません。

システムというのは大よそ予想外のことが発生します。予想外のことをなくす、あるいはそれによる影響を少ないものにするために、先を見据えたシステム構築やサーバー構築が肝になってきます。

HSPさんは注意深く考えて行動することができる力があります。この能力の延長線上に先を見据えた行動がとれる能力があるといえます。なのでHSPさんのこの能力がSEのお仕事に大きく貢献すると思います!

HSPの特徴を活かせそう!

このようにHSPさんのもつ特徴や能力はSEをやっていくうえでとても良い物だといえます。

特に先を見据えて考えられる能力の項目でも挙げましたが、注意深く考えられる能力はSEの業務になくてはならないものです。

注意深く考えられることで、構築するシステムが安定性・可用性が高いものになります。このように品質の高いシステムを作れるとお客様からの信頼も得られます。意外とちゃんと考えないで作られたシステムって多いものです。

注意深く細やかなところにも配慮ができる力や相手のことを考えられるという長所をどんどんSEの業務に活かしていきましょう!

さいごに

いかがでしたか?今回はSEを経験した私が考える、HSPさんがSEの業務で活かせる力についてお話してみました。

何度も言いますがHSPさんの特徴や性質はSEの業務にすっごく活かせます!今回挙げたこと以外にも活かせる能力はありますので、「自分が持っている長所や性質はどこに活かせるかな?」と考えてみていただいて、SEの業務で発揮していただければ幸いです!

それでは読んでいただきありがとうございました💗

コメント

タイトルとURLをコピーしました